文化・芸術

2011年8月15日 (月)

ヨコハマトリエンナーレ2011 OUR MAGIC HOUR 世界はどこまで知ることができるか?   

先日、ヨコハマトリエンナーレ2011に行って来ました。

なぁに、それ~?

実は私も、そんな感じだったのですが…

それは、横浜で三年に一度開催されている、現代美術の国際展。
今年で十年目になられるとか。

会場は、横浜美術館、日本郵船海岸通倉庫、ヨコハマ創造都市センターの三ヵ所の他、その周辺で連携プログラムが開催されています。
それから、新港ピア、黄金町エリアでも、特別連携プログラムが開催されています。

私は、先ず、横浜美術館に向かいました。
何故かと申しますと、作品を出展されてるアーティストの中に、アラーキーこと、荒木経惟さんと、オノ・ヨーコさんのお名前があったから

横浜美術館自体、行くのは初めてのこと。
桜木町駅から見ると、ランドマークタワーの裏というか、その辺りなので、わかりやすい

会場に着き、目に飛び込んできたのは、ずら~っと並んだ大きなオブジェっていうか、顔!

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うわ~っ、美術展っぽ~い
テンションが上がります
ちなみに、このオブジェは、ウーゴ・ロンディノーネ氏の「月の出」という作品

P8101910
わくわくしながら会場に入ります。
入り口はもうすでに二階のようで、展示は、二階と三階、途中の階段等になるとのこと。

車椅子の息子と一緒だった私は、すぐにエレベーターで三階に案内されました。
「二階も観たいのですが…。」と申したのですが、
「もう三階の警備に連絡をしたので…。結界が三ヵ所あるので、警備の方と一緒に行って頂きます。もしでしたら、キャンセルしますが…。」
と言われ、あぁ、またかぁ~、もう色々とやりとりするの面倒だから、いいやぁ、二階は後で観よう…と思い、そのまま三階へ行きました。

展示室が六つに分かれているそうです。

最初に入ったところは…

P8101911
こんなです。

床にキラキラが散りばめられていました。

ウィルフレド・プリエト氏の「One」という作品。
模造ダイヤ 28,000,000個と ダイヤモンド 1個 から出来ているんだって!

う~ん。分からんっ

少し奥の暗~いお部屋では、スポットが五ヵ所当たる中で、黒いシンプルなドレスを身にまとった女性が、何やらパフォーマンスをしています。
ジェイムス・リー・バイヤース氏の作品で、氏はすでに亡くなられてるそうですが、パフォーマンスの技法が残されていて、それにそって表現されてるとのこと。

また別の展示室へ。

P8101914_2
これ、と~ってもキレイ
薄青色の59個の電球が、天井から吊り下げられています。
でも、それだけじゃないのぉ~。
なんとなんと、インターネットで、ライトのスイッチが、横浜市のある子供部屋と繋がってるそうで、子供が部屋の明かりを点けると、この作品の明かりが消え、部屋の明かりを消すと、作品の明かりが点く…という。そして、その子供には、このことは知られていないそうです。
トビアス・レーベルガー氏の、その名も「他者」という作品。
息子も私も、大のお気に入り~

そして、歌川(一勇斎)国芳氏の「ほうずき」を擬人化したというシリーズ作品「ほふづきづくし」は、なんだかとっても可愛らしい絵柄で、私好みでした

お次は、フィルム作品。流れている映像を撮ったので分かりづらいですが…

P8101926             ヨアヒム・コースター 「タランティズム」

その昔、ある地域では、「蜘蛛に噛まれた時、解毒の為に踊る」という文化(?)があったそうです。その宗教的ともいえる踊りを作品にされたそう。
複数の男女が、まるで何かにとり付かれたように体を動かしている、衝撃的な映像でした!

お次は、工藤哲巳 「あなたの肖像」。
籠の様な、檻のような中に、人の顔やらハートやら…、色々入っている作品。
なぜか、BUCK-TICKが浮かびましたぁ~ タイトルもそれっぽくないですか~?

そして、オブジェ。

P8101937               金理有 (タイトル忘れましたごめんなさい)
               コレもBUCK-TICKっぽくない~?

お次はコレ。暗いお部屋の床に展示されていました。

P8101938                        八木 良太 「SOUND SPHERE」
           発泡スチロールの球体に、ビデオテープが巻かれています。
           続くなぁ、BUCK-TICK

今度はちょっと雰囲気が変わり、湯本豪一氏の妖怪コレクション(?)

P8101940                  映画?舞台?のポスター
                 出演者に、美空ひばりさんの名が。

P8101942_2                  こんな着物もありました~!
                 近づいてみると…

P8101944_2             なんとも、素敵ではありませんか!
            これ着て、SLUT参戦したい!!

また別の展示室には…

P8101947             マッシモ・バルトリーニ 「オルガン」
            パイプオルガンみたいなモノ 大きいなぁ~。

このオルガンとおなじお部屋には、本物の蝶々の羽を使って作られた、ステンドグラスのような美しい作品がありました。撮影禁止だったので、ここでご紹介出来なくて残念!
でも、彼の作品には、そういった生き物が使われていることが多いらしく、物議を醸しだしてるそうです。。。

P8101951             ライアン・ガンダー作
            床に展示されてます。
            これは単純に、キレイだなぁ~って思いました。

そして、お待ちかねの~、

アラーキーこと、荒木経惟氏!!

一番最初に目に飛び込んで来たのは、「被災花」という、椿の写真。
震災後撮られたそうで、被災地のおばあちゃんと孫に見せたい…とのこと。
彼の花の写真をナマで見てみたいと思っていたので、感激でした。
そして、「古希ノ写真」というタイトルの作品。
様々な空の写真です。
今回のトリエンナーレのタイトルでもある「MAGIC HOUR」の写真もあります。

そしてそして最後に、オノ・ヨーコ「テレフォン・イン・メイズ」

写真は…?

撮影OKだったのですが、さすがmitchy、ここでカメラの電池が切れてしまったのでした
やっぱり、最初に、二階から観ておけばよかった…。(オノ・ヨーコ氏の作品は二階に展示されていたのです。。。)

どんな作品だったのかと申しますと…

電話BOXのような感じのお部屋の周りに、アクリルやミラー等で出来た迷路というか通路というかがあり…。その路を通って、電話のあるお部屋まで入って行けるのです。
そして、なんとなんと、その電話には、直接オノ・ヨーコ氏から電話がかかってくるんだそうです
いつかかってくるのかは、誰にも分からず…。
ただ、「電話が鳴っていたら、受話器を取ってください。」と説明があっただけ~。
私達が行った日は、午前中に二回、かかってきてたそうですよぉ~

一通り観終わって、他の会場にも行ってみようかなぁと思い、会場間無料バスがあるというので、訪ねてみると…。

折りたためる車椅子でないと乗れない…とのこと!!
受付のお姉さんが、申し訳なさそうに、そう話をされ、でも、もしかしたら…って、バス担当の方をご紹介下さったのですが…。

やはり、折りたためないとダメとのこと。
その一点張り。

その様子があまりにも…だったので、私が、
「それじゃあ、車椅子の人は、自力で行けってことですか?」
と聞いたら、
「はい。」
と、一言。

移動が不便な車椅子だからこそ、そういったバスがありがたいんじゃないのぉ??
もうっ、ヒドイ話だっ
まぁ、色んな関係で、車椅子をそのまま乗せられるようなバスがなかったとしても、言いようがありますよねぇ~!!!

せっかく、ステキな展示会だったなぁ~ってHAPPYな気持ちになってたのにぃ・・・。

残念です。。。

次回はぜひ、車椅子そのまま乗れるバスがあると助かるということと、この美術展はと~ってもステキで楽しかったということをお伝えして、帰路につきました。

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